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yukaryan

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1ヶ月くらい前になりますが、三送会を開催していただきました。
本当に・・・本当に、とても素晴らしい会でした。
これを書いている今も高校野球ロスです・・・。

息子達の代は1学年51名。
毎年3学年合わせると120名前後の大所帯でした。
私はよく観に行っていたほうですが、顔と名前がやっと一致してきたのは3年になってからです(笑)

入学当初はみんな大きな野望を持って入ってきて、みんながライバルでバチバチだったことでしょう。
送り出して数日後の入学式に会ったときはキツい練習に表情も暗く、
「みんな、ノリが悪い。笑いのツボもズレてるし。」と言っていた息子。

同じ学年。これだけの人数がいると揉め事も問題もあるだろう。
もちろんレギュラー争いも熾烈だろう。
それでも自分で選んだ道。
親元を離れ、3年間ここでひとりの「人」として成長してほしい。
一生懸命、野球に打ち込んでほしい。そして一生の友達をここでみつけてほしい。
私達もそのひとりとして「頑張れ!」と陰ながら遠くから見守ってきました。

あれからもうすぐ3年。
そして彼の顔つきは立派なひとりの人間として、凛々しくそして清々しく。
支えて頂いた周りの方々のお蔭で、密度の濃い高校野球生活を笑顔で終えることができました。

それもこれもここで素晴らしいご縁に恵まれたからこそ。
感謝の言葉がいくつあっても足りません。

キャプテンをはじめ、キャプテンを支える周りの選手達。
”ONE TEAM” としてみんな同じ方向を向いて、支え合ってきた仲間は
意思疎通がきちんとできていて、ひとりひとりが役割を責任もって全うしてまとまっていた。
「こんなにも仲がいい代は珍しいよね。」と言われたのが親としてもとても誇らしいです。
だからあの歴史に残る夏の大会、決勝戦までいけたのかな。なんて
今になっては思います。

そして、選手だけでなくご指導頂いた指導陣のみなさまにも感謝。
この高校でよかった。

親同士の絆もとても強くなった。
県内外の人たちが我が子のように選手達を大切にしてくれて、
温かく見守ってくれて。
おかげさまで第2のふるさとができました。

中学のときは人間関係も複雑で、ムスっとした表情ばかりの息子だったけれど
高校で会うたびに見る表情はいつもニコニコしていたなぁ。
まるで心からこの高校生活を楽しんでいるようでした。
中学時代に苦労してきたことは、高校生活で活きてきたんだろう、そんな気がします。

選手達へのプレゼントのDVDを家に帰ってきてからじっくり観ました。

写真係を担当してくれた親御さんが撮りためて編集して下さった、素晴らしい宝物。

そこに
「両親へ。」

というボーナストラックが。

ひとりひとりの選手が親御さんへの感謝を綴ったもの。

息子らしい大阪弁の言い回し。
泣けるほど感謝の気持ち、伝わってきました。

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ありがとうね。。。

このようなバージョンが50名ほど続き、終わるころには目が真っ赤に腫れ上がってました(;_;)

これを書いている今、息子は新たなステージでスタートを切っています。

先日の大学硬式寮の入寮の際、ポツリと「仙台に帰りたいわー。」と言ってた息子。
その時は「実家ちゃうんかーい!」と突っ込みましたが(笑)

また新しい物語が始まろうとしているので
これからも遠くから見守っていこうと思っています。

充実した4年間になりますように。

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みんな、みんな、ありがとう。

あとは卒業式を残すのみ。
寂しくなるなぁ・・・。





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